こんにちは!2回の育児休業を取得した経験から、「男性育休のやることリスト」をテーマにブログを書いているポンパパです。
出産前後のみなさん、新米パパさんのようにお悩みではないですか。
僕も第2子が産まれる前は、お金のことはあまりよく知らず、投資もしていなかったし、今思うともったいないことをしていたなぁと後悔しています。
我が家は、僕の育児休業中に、お金や保険の見直しに取り組んだ結果、
年間で、支出は70万円カット、収入50万円アップ、投資予定額は0円⇒360万円
このように大きく家計改善ができました。
収入・投資を含めた家計全体での見直しについては、「家計改善の方法を6ステップで徹底解説!【子どもへのお金を増やすためのTODOリスト】」という記事で書いていますので、よろしければご覧ください。
この記事では、その中でも育休中にやっておきたい「支出の見直し(固定費削減)」について、解説します。
この記事を読めば、
- 出産時にやりたい支出の見直しについて、どんな順番で何をしたらいいかが具体的にわかります
- 書いてある固定費の見直しを行えば、誰でも家計改善ができます
家計の見直しをしたい方や、赤ちゃんが産まれる予定のパパママさんは是非参考にしてしていただけると嬉しいです。
僕が年間支出70万円カットした方法は、徹底した固定費削減
僕がどうやって年間支出70万円もカットできたかというと、徹底した固定費削減をしたからです。
固定費削減のためのやることリストはこちらです。
順番に解説していきます。
固定費削減の前にやってほしいことがあります!
それは、「夫婦の人生の羅針盤を作る」ということと「現在の総資産を把握する」
ということです。これをやると、「そもそも支出を見直す必要があるか」がわかります。
詳しくは「6ステップで家計改善!【子どもへのお金を増やすためのTODOリスト】」という記事の【STEP0】で書いていますので、よろしければご覧ください。
固定費削減のために「経済圏」に入ろう
実際に固定費の見直しをしていく前に、「経済圏」というものに入りましょう!
生活のあらゆる場面に使うサービスを、特定の会社が行っているものにまとめることを「経済圏に入る」と言います。
経済圏に入ることで、生活に使うあらゆるサービスのコストを抑えることができます。
経済圏には
- 楽天経済圏
- PayPay経済圏
- LINE経済圏
- au経済圏
- ドコモ経済圏
と、スマホキャリア毎に経済圏があり、楽天とpaypayが2大経済圏と言われています。
僕のおすすめは、楽天経済圏です。
楽天のサービスを使えば使うほど楽天市場の買い物でポイントがもらえるから(我が家はだいたい実質20%オフで買える)
楽天銀行は預金額に対して年利0.1%の利息が付くから
ポイントで投資や電気料金の支払いができるから
コンビニやスーパーなどポイントで支払えるお店が多いから
赤ちゃんが生まれるとベビー用品やオムツなど、子どもの成長に合わせて買うものが多くなるので、
できるだけ、同じ場所で購入し、ポイントを貯めることを意識していくと、節約につながります。
楽天経済圏に入るには、「楽天カード」を作るところから始めてみましょう。
年会費無料でどの時期でも、入会するだけで何千ポイントかもらえるので、作るだけでもお得です。
経済圏に入ることが難しければ、使用するクレジットカードをできるだけ1枚に絞る、という使い方でも、
ポイントが貯まりやすくなりますよ。
「楽天経済圏かPayPay経済圏か迷っている」という方は、んぺさんが書いている、「PayPay経済圏の夫&楽天経済圏の妻 経済圏の分担でやりくり上手」という記事で、どんな方がどちらの経済圏が向いているかわかるので見てください。
固定費の削減をして支出カットしよう
ここまでの準備ができたら、いよいよ固定費の削減に入っていきましょう。
- 通信費(携帯、ネット回線)
- 光熱費(水、ガス、電気)
- 保険
- 住宅
- 車
- 税金
- サブスク
それでは、順番に削減していきましょう!
通信費
スマホはどのキャリアを使っていますか?
大手3社の携帯を使っている方は、可能な限り格安SIMに替えることをおすすめします!
それだけで、月額夫婦2人で1万円以上の節約になるかもしれません。
STEP0で入る経済圏が決まったら、その経済圏のキャリアにするのがおすすめです。
経済圏のキャリアにすることで、他のサービスをお得に利用することができますよ。
また、ネット回線も合わせて見直しましょう。ネット回線も、経済圏の中のものに入るのがシンプルで僕は好きですが、
より安くしたい!という方は、「インターネットの引っ越しサービス」を利用してみてはいかがでしょうか。
大手通信系の光回線だけでなく、地域電力系光回線や、ケーブルテレビ、WiFiの取り扱いもあるので、どの会社があなたに合っているか教えてもらえます。
光熱費
水道の会社は変更できませんが、電力会社とガス会社は検討の余地があります!
電力会社の見直し
電力会社は、今戦国時代ですので、いろんな会社がお得なプランを出しています。
「乗り換えるだけで〇〇月間無料!」というところも多いですよね。
手続きはネットから行えば、あとは電力会社の方でやってくれるので簡単ですよ。
ただ、会社が多すぎでよくわからないですよね。
「エネナビ」を利用すると、お住まいの地域に合わせて安い電力会社を出してくれるので、調べる時間や手間がかからないのでおすすめです。
ガス会社の見直し
我が家は、マンションで東京ガスのメンテナンスシステムに入っているためガス会社の乗り換えは不可でしたが、乗り換えられるご家庭もあります。
ガス会社に関しても「価格ドットコム」を利用すると、都市ガス・プロパンガスの安い料金プランを比較できます。
保険
僕はリベラルアーツ大学などでお金の勉強をして「火災保険・自動車保険・掛け捨ての生命保険以外は不要」ということを学びました。
実際自分でも入っている保険を調べてみて、夫婦で話し合った結果、不要だという結論に至りました。
そこでやったことは、①貯蓄型生命保険 ②収入保障保険の増額です。
子どもたちへの教育資金積立として、僕はドル建ての貯蓄型生命保険に、妻は変額保険に加入していました。
当時は「保険にもなって、お金も増えて最高じゃん!!」と思って入りましたが、
投資の知識がついた今、再計算してみると、「自分でインデックスファンドに投資したら2倍くらい増える」ということがわかりました。
僕は年額44万×3=132万円払い込み→解約返戻金は72万円(損失額60万円)
妻は月額2.5万円×12ヶ月=30万円払い込み→解約返戻金は4.5万円(損失額25.5万円)
夫婦合わせて約85万円の損失となってしまいました・・・。
解約する時は「こんなに損をするけど、本当にこれでいいのかな」と何度も思いました。
そのたびに自分で積み立てたらどうなるのかの計算をして、
自分で投資した方が増えるという結果になり、やっぱり解約しよう、と決心しました。
85万円は高い勉強料だったと思って、自分で投資して回収していこうと思います。
死亡保障が少なくなったので、FWD富士生命の収入保障保険を増額して、備えることとしました。
FWD富士生命の収入保障保険は年間の掛け金が本当に安いんです。僕は年間1万円台です。
また、僕の医療保険も解約し、これで、年間70万円だった保険料が、年間約4万円になりました。
僕は、保険の見直しの窓口を利用しました。
比較のために何件か利用しましたが、その会社によって、おすすめされる商品が違いました。
もし僕みたいに「比較したい、1社の意見だけで決めるのは不安」という方は数社に相談してみるのも一つの手かなと思います。
相談するにも育児が始まるとなかなか時間が取れないし出かけるのも一苦労ですよね。
「アレコ」は自宅や近くのカフェなどに来てもらえたり、WEB相談もしているので気軽に利用できます。
(対象エリア:首都圏(東京/神奈川/千葉/埼玉/群馬/茨城/栃木/静岡)大阪、山口、広島、九州)
また、保険プランの提案以外にも、ご家族のライフイベントへの備えや、 お子さまの教育費準備、リフォーム、生活費についてなど、 お金に関するあらゆる相談ができます。
ライフプランニングをまだやったことない方は一度作ってもらうといいですよ。
無料でできますし、保険商品を契約しないといけなくなることはありません。
対象エリア外の方は「保険見直しラボ」も自宅や近くのカフェなどに来てもらえます。
無料相談でプレゼントももらえるそうなので、見てみてくださいね。
ここで、僕の失敗から、みなさんにお伝えしたい注意点があります。それは、
僕の経験からみなさんに言いたいのは
保険の窓口の営業マンのいうことを全て信じない!
ということです。
僕は「この人がこう言ってるから大丈夫でしょう」と考えてしまい、85万円損失しました。
保険の見直しには相談が必要だとは思いますが、「営業マンの知識を利用させてもらう」という意識が大切です。
営業マンの方にわからないことは聞いて、判断はご夫婦で自分で調べたりしながら、じっくり考えて行うことをおすすめします。
この意識をもって、是非プロに相談してみてくださいね。
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住宅
住宅については、賃貸の方と持ち家の方で見直し方が変わります。
【賃貸の方】家賃の交渉
賃貸の方は、交渉で、今住んでいる部屋の家賃を下げられる可能性があります。
なぜかというと、建物は古くなるからです。築浅の物件は高いですが、古めの物件は安くなりますよね。
詳しくはこちらの動画がとてもわかりやすいので、賃貸物件に住んでいる方はこちらもご覧ください。
【賃貸の方】引っ越しの検討
ご家族も増えるし、いっそのこと引っ越そう、というのも選択肢の一つですよね。
引っ越しは妊婦さんや小さいお子さんがいると本当に大変だと思います。
「価格ドットコム」では、色々な業者を一括見積できるので、より手間なく引っ越せる業者を安く探すことができます。
【持ち家の方】住宅ローンの見直し
持ち家の方は、住宅ローンの見直しを検討してみましょう。
我が家は、8年ほど前に住宅ローンを組みました。
シミュレーションをしたところ、契約当時より、金利が下がっているので、借り換えた方がお得という結果でした。
ただしここで注意点があります。
なので、育休中はシミュレーションだけしておいて、安くなりそうな方は復帰後すぐのタスクに追加しましょう。
シミュレーションをする際は、「住宅ローン借り換えセンター」がおすすめ!
無料で、借り換えた方がお得か、借り換えるならどの会社がいいかがわかる上、キャンペーンで5000円分のクオカードがもらえます。
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【賃貸・持ち家の方】火災保険の見直し
火災保険については、賃貸の方も持ち家の方も見直しにより削減できるかもしれません。
入居当時に業者おすすめの火災保険に入った方は、補償が過剰かもしれません。
火災保険も、先ほどの保険見直し相談窓口でも相談可能ですが、火災保険だけ見直したい!という方は、
「火災保険一括見積サイト」を利用するのもおすすめです。
一括で10社以上の保険会社の見積もりができるので、安くて条件のいい保険会社がわかります。
火災保険の見直しについて、詳しく知りたい方はリベラルアーツ大学の「80%の家庭に見直しの余地あり!?今の火災保険をすぐに見直すべき2つの理由と見直す際のポイント3つ」も見てみてください。
車
そもそも今の車は必要か
これはお住まいの地域にもよるかと思いますので、ご夫婦で検討してみてください。
我が家の考え方を紹介します。
- コロナ禍、子どもが小さい(マスクできない)ので、移動に車が必要
- できれば3人目もと考えているので切迫早産体質のママの移動に車が必要
- その先はカーシェアリングで十分
- 今の軽自動車は10年オーバーで古い
⇒今の車が乗れなくなったら、新しい車は買わず、カーシェアリングを利用する
と、夫婦の価値観を揃えています。
是非ご夫婦で検討してくださいね。
なお、「要らない」という選択肢が出てきた場合は、「夢あるカーライフ 無料ネット査定」のサービスを使うと、お持ちの車の今の売却価格がわかります。
「とりあえずいくらで売れるのか知っておく」というのも判断材料の一つになりますので、おすすめです。
駐車場代の見直し
「車は必要!」という判断をされたら、駐車場代が安くならないか考えてみましょう。
このように少しの負担で大幅に削減できる可能性もありますので、検討してみてくださいね。
なお、「PMCマンスリーパーキング」というサイトでは、僕が借りた駐車場ように「相場より安い」駐車場を多く扱っています。
税金
税金を安くする方法については、僕も勉強中です。
詳しく理解したい方は、リベラルアーツ大学の「図解でわかるお金の基礎知識」をご覧ください。
ここでは、僕が育休中にやっておくべき節税対策をご紹介します。
ふるさと納税を利用する
まずは自分がいくらまでふるさと納税を利用できるのか把握しましょう。
「楽天 ふるさと納税」「さとふる」などを利用すると、すぐに計算できますよ。
計算できたら、その限度額いっぱいまで寄付するための返礼品を選びましょう。
ちなみに僕のおすすめは、牛タンです。節約を最優先にするなら、お米です。
医療費控除
妊婦検診、出産費用、通院のためのタクシー代も医療費控除に含まれるので、出産した年の確定申告は必ず行いましょう。
具体的には、①かかった金額がわかるもの(領収書やレシート)を保存しておく ②領収書やレシートをもとに、エクセルファイル(国税庁HPでダウンロード可)に入力しておく
この2つをやっておくと、2月にバタバタしないで済みますよ。
保育料減額申請
税金関係とは少しずれますが、ここに入れさせてもらいました。
2人目以降の方は、下の子が産まれると、上の子の保育料が安くなります。
詳しくは自治体によって違いますので、役所に問い合わせてください。
我が家は40100円から、23500円になりました。
サブスク
今契約しているサブスクは何か、一度書き出してみましょう。
その中で不要の物はないか、検討してみてください。
意外と、「子どもが産まれてからは使わないかも・・・」というものがあったりしますよ。
うちでは支出を楽天に固めたので「Amazonのプライム会員」が不要になりました。
【まとめ】固定費削減は、一度行えば効果絶大!
以上、この記事では、書籍「お金の大学」と僕の育休中に行った経験をもとに、固定費の削減方法をお伝えしました。
固定費削減は調べる手間がかかったり、手続きに時間がかかったり、わからないことが多かったりで、大変ですよね。
育休中、お子さんとの時間も大切にしたいと思います。是非便利なサイトなども利用して効率的に進めていってください。
一度がんばって見直してしまえば、「今後の家計の強い土台」を作ることができます。
是非育休中の時間のある時に集中してやってみてくださいね。
なお、支出を減らすことができたら、次は「収入を増やす」ということを考えましょう!
「家計改善の方法を6ステップで徹底解説!【子どもへのお金を増やすためのTODOリスト】」という記事で、続きを書いていますのでこちらもご覧ください。
また、「育休中にやるべきこと」については、「男が育児休業を取ったらやるべきこと【パパ育休のやることリスト】」でまとめています。
こちらも是非チェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
- 育休中の子どもとの時間が最高すぎて、復帰したくないなー。
- この会社で仕事と育児の両立ってできるのかなぁ
- そもそも今の仕事をこのまま続けてていいのかな
- とにかく、子どもとの時間が一番大切!!
こんな思いがある方は、こちらの記事もご覧ください。
「仕事が忙しくて子どもとの時間が取れない」と嘆く人生から、
「仕事も楽しいですが、家族で過ごす時間を1番大切にしています!」
と笑顔で言える人生にしてみませんか?