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育児

【想定外過ぎた】双子出産帝王切開体験談

2023年1月30日。

37週1日になる日の10:26に男の子、10:27に女の子の双子を出産しました。

予定帝王切開を三日後に控えている中での、緊急帝王切開でした。

女児の方は「胎児発育不全」と診断されており、出生体重が心配な中での帝王切開でした。

双子妊婦

この双子出産「まさか」の展開でした…

この記事では、想定外すぎた双子出産をレポートします!

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双子出産の前兆は…?

出産した1月30日の、3日前くらいから、「なんとなく変だな」と思うようになりました。

双子出産の予兆に感じたもの
  • 赤ちゃんが骨盤に入った感じがする。
  • 歩きづらい
  • お尻の方への圧が強く座りづらい
  • 張りの様子が変わった(上の方の張りはなくなり、お尻の方まで圧が来る張りのみになった)

いつもと違うな、そろそろなのかな、という気はしていました。

空気を読んでくれた双子の赤ちゃんたち

産まれる2日前。36週5日の日。

双子妊婦

上の子たちが白鵬の断髪式に行ってるから、今日はやめてほしいな

そうお腹に話しかけると、その日は本当に張りがなく、すごく穏やかな1日でした。

これは今思うと「嵐の前の静けさ」だったようでした。

産まれる1日前。37週0日の日。

双子妊婦

ついに生産期だね!でも今日は日曜日でパパ来れないからやめとこうね

そうお腹に話しかけると、前の日ほどではないけど、張りもいつも通りな様子でした。

でもなんだか嫌な予感がして、お腹の写真だけ撮っておくことにしました。

そしてその日の夜中、双子は動き出したのです。

深夜の破水から始まった双子出産

1月30日朝方。

2:30頃WCで起き、ベッドに戻ってもう一度寝ようとしていた時です。

突然「バンッ!!」

厚手の風船が割れる音がしました。

双子妊婦

あ、破水だわ。

もう妊婦も終わりかぁー…

そう思っていると、

大量の温かいお水が流れる感がありました。

すぐにナースコール。

その時2:45でした。

後から助産師さんに話を聞くと

夜勤の助産師さん

いつも呼ばない人が呼んだから、絶対緊急事態だと察したよ

とのこと。笑

2週間以上入院してましたが、ナースコールしたのはこの時が初めてでした。

すぐにナースコールで助産師さんが駆けつけてくれ、「破水です」と伝えました。

テスト用のリトマス試験紙的なのを持ってきてくれ、破水と断定。

その時はお腹の痛み等はなく、なんとなく下腹部に違和感がある程度でした。

その後、ドクターが来て

当直医

今はお腹の痛みもないし、張り止めと抗生剤の点滴をして様子を見ましょう。

陣痛が来なければ朝まで待つし、陣痛が来たらもしかしたら夜中のうちに

緊急帝王切開かもしれないです。

と伝えられました。

主人に連絡すると同時に、

どっちに転んでもいいよう、実家の母に連絡し、いつでも自宅に移動し、上の子たちを見てもらえるよう、待機しておいてほしいと伝えました。

そうこうしているうちに、

双子ママ

あれ?なんかお腹痛くなってきたな…

そう感じ始めました。

陣痛がはじまってしまった模様。

ナースコールを押し、「お腹痛いですー」と伝えました。

まだまだ余裕があったこの時間でしたが…

急激に陣痛の間隔が短くなってきた

5時ごろ。

結構短い間隔で陣痛がやってくるように。

はかってみると、まさかの1分感覚…!

すぐに母に自宅のマンションに向かってもらいました。

まさか陣痛をやるとは思っておらず、助産師さんに

双子ママ

陣痛ってどうやって回避するんでしたっけ?

と慌てて聞きました。笑

そこから「フーー、フーー」というあれがはじまったのです。

そして6時ごろ

双子ママ

まずい、ちょっといきみたい感じになってきた

と再びナースコール。

子宮頚管縫縮術を受けていたので、この状態で産まれてしまうと、

糸が結ばれた状態で子宮の出口が裂けてしまうので、それだけは避けなければなりませんでした。

出血があると、糸に圧がかかっているサイン。

定期的に出血がないか診てもらっていましたが、最後まで出血はありませんでした。

双子ママ

腰さすってください!!

そんな状況になってました。

内心本当に焦るし、早く陣痛を終わりにしてほしい…そんな思いでいっぱいでした。

朝方6時。その中で夜勤の助産師さんから申し訳なさそうに伝えられたのが

夜勤の助産師さん

〇〇さん、9時にオペ室入るそうです

双子ママ

くじぃぃぃぃぃぃー--!?

思わず叫んでしまいました。笑

まさかのここから3時間この2分間隔の陣痛に耐えろと?

マジで地獄でした。笑

張り止めの点滴は効かず(というか後から気付いたけど入ってなかった…)、

2分に1度陣痛が来る中で、麻酔科の先生到着。

下半身麻酔の対応が基本の大学病院だったので、追加で硬膜外麻酔を懇願。

双子ママ

術後の痛みを緩和したいので硬膜外麻酔を入れてください。

麻酔科ドクター

できるだけ尽力しますが、

陣痛が来てる緊急的状況なので、出来ない場合もあります。

と念を押されましたが、できるだけ入れてもらうようお願いしました。

陣痛の合間「今なら書けます!」と、張り止めの副作用で手がぶるっぶる震える中、麻酔の承諾書にサイン。

陣痛開始から6時間。やっと手術室へ。

助産師さんたちの朝の引継ぎ後、やー--っと手術室に行く準備がはじまりました。

朝来た助産師さんにとっては寝耳に水で、しかもめちゃくちゃ緊急事態だったので、

本当にバタバタさせてしまいました…

手術室に行くための担架に乗る直前で、主治医が

主治医

手術行く前に赤ちゃんの位置をエコーで確認しておきたいな

と言い、エコーを探しに行きました。

出払っていたようでなかなか帰ってこずヤキモキ。笑

(とても優しい先生でおっとりしている感じの方です。笑)

結局ドクターを待たずして手術室に向かいました。

実母の援助もあり、上の子たちは早めに保育園へ登園。主人も到着できていました。

双子出産前。最後の夫婦の会話は…

エレベーターまで主人が見送ってくれました。

ポンパパ

最後(の出産)だからね、がんばってね!

と言われ

双子ママ

わかってるよ!泣いちゃうからやめて!

という会話のみ。笑

エレベーターの扉が閉まるまで深々とお辞儀をする主人を見て、

陣痛で余裕がない中でしたが、主人の想いを感じたのを覚えています。

やーーーっと手術室に到着。麻酔がなかなか入らない!

結局手術室に到着したのは9:20。

そこから麻酔の準備。

まずは、硬膜外麻酔を入れます。

陣痛の中、そして双子妊娠でお腹がパンパンの中なんとか背中を丸めます。

割とこっちはスムーズに入りました。

硬膜外麻酔が入っても陣痛はまだまだ続きます。

(硬膜外麻酔は術後の痛みを緩和する用なのでこの時は入っていませんでした)

麻酔科ドクター

脊椎麻酔が入れば、陣痛は楽になりますからね

と言われました。

ここから麻酔が入るまで5回くらい陣痛に耐えました。

こんな緊急なのに新人さんが麻酔を打つようで、教えながら麻酔を入れていました…。

文句を言う余裕もなくひたすら耐える私。

でもその中で

双子ママ

あー陣痛も人生最後かぁー…

と思う余裕もありました。

やっと麻酔が入りました。この時の解放感は今でも忘れません!

陣痛から解放され、次に襲ってきたのは、眠気です。笑

深夜2:30から寝ていなく、陣痛フーフーやってたので疲労感がものすごかったのです。

まわりのスタッフのみなさんに

双子ママ

朝3時から陣痛やってるので寝てしまいそうです…

寝てたら出てくる少し前に起こしてください!

と伝えました。

麻酔が効いて若干の気持ち悪さがあり、マスクを外して顔を横向きにしました。

陣痛開始から7時間。やっと帝王切開スタート。

10時頃、手術が始まりました。

ドクターや看護師さんが名乗ってスタートです。

産科のドクターは、いつも診てくれていた主治医の先生と、ベテランドクターでした。

開始を聞いて安心してウトウト。

すぐに

産科医

もうすぐ赤ちゃん出ますからねー

とお声掛けが。

「はーい出るよー」とまずは兄から。

眠気でボーっとする中、聞こえた産声。

安堵と、妊娠の終わりと、出産の感動と、いろんなものが混じった涙がこぼれました。

胎児発育不全の妹の産声は…?

すぐに、「いやでも妹が心配だ」と現実に戻り…

推定体重が小さい妹がしっかり産声をあげてくれるか。

緊張が走りました。

兄よりも強い、大きな声が聞こえたのはその直後でした。

今までずっと心配し続けた妹ちゃん。

「はぁーよかったです」と周りのスタッフに告げて、あおの安心感でまたウトウトしてしまいました。

お腹から何か出る感覚は私の場合は特に感じず…でした。

双子の赤ちゃんとご対面!!

手術室ナース

赤ちゃんが来ますよー!

と聞こえ目を開けると、助産師さんが2人とも連れてきてくれました。

普通分娩の時みたいに胸の上に乗せることはできず、それだけ残念でしたが、

緊急的な処置もなく、産まれたての2人に触ることができて本当に良かったです。

赤ちゃんズに触り、保育器に入った2人を見送った後私は再び眠りに落ちました。笑

保育器に入った2人は廊下で待っていたパパと対面!少しだけ見たり、写真を撮ったりできました。

(出産した病院では帝王切開の人のみパパが面会できるシステムでした)

シロッカー抜糸に苦戦

お腹の縫合中は完全に深い眠りについていた私。

産科医

はい帝王切開は終わりましたよー、次はシロッカーの糸抜くねー

という声掛けでやっと目覚めました。

シロッカーの糸は2人の体重がかかっていたのと、陣痛で圧がかかっていたのとで、食い込んでいたようでした。

なかなか取るのに時間がかかっていました。

15分くらいで抜糸も終わり、手術は無事終了しました。

ベテランドクターから

産科医

おつかれさまー!全部無事終わったからね!大変だったでしょう!寝てないよね!!

と明るく言われ

双子ママ

そうですー!手術中だいたい寝てましたー!

と明るく返せたあたり、

陣痛はめちゃくちゃ大変だったけど、そんなことはもう過去のことで、

無事双子を37週までお腹にとどめて、2人とも何事もなく出産できたことの

安堵感の方が強かったんだなと感じています。

(あとから、「いやめっちゃ待たされたけどな!!」と思うのですが。笑)

夫婦でドクターから手術後の説明を受ける

手術室から出て、主人と合流。ドクター説明。

産科医

全く大きな問題なく手術が終わりました。

出血量も650mlと、予想より少なかったです。

心配だった妹の方の体重も、予想より大きく、NICUに入りましたが、

大きな問題も今のところありません。

破膜したのは兄の方で、妹の膜は人工的に破膜しました。

ということを聞きました。

このドクターには転院当初「赤ちゃんの体重が増えてるなら前の病院に戻りたい」と泣きつき、寄り添っていただき、大変お世話になりました。

赤ちゃんのエコーも毎回1時間ほどかけて見てくださり(前述したようにおだやかーな方)、転院して一番よく診てくださいました。

転院前にずっとお世話になってきた先生に取り上げていただくことは叶わなかったけど、

新たな出会いの中でお世話になった先生に双子たちを取り上げていただくことができて、

陣痛に耐えてよかったなと思っています。

以上、破水から緊急帝王切開までのレポートでした!

術後の記録もできたらいいなと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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