「育児休業を取ることにしたけど、何をやればいいんだろう・・・」と初めてのことに不安になりますよね。
僕は職場初の男性育児休業を取得し、第1子・第2子合わせて1年間、育児休業を取得しましたが、取得する前は漠然とした不安がありました。
1回目の育児休業はあっという間に過ぎ去ってしまいましたが、
2回目の育児休業の中で、1日4時間以上を、今後の家庭の土台作りのための時間として確保し、
お金の見直しで支出を年間70万円カットすることに成功したり、
離乳食や幼児食について理解したり、転職や起業にむけて様々な行動をし、
「人生が変わる育児休業」を過ごす事が出来ました。
そんな僕が、合計1年間の育児休業経験の中から、「これはパパの育休中にやるべき!」ということを8つ紹介します。
この記事を読めば、パパの育児休業中にどんなことをすれば、より有意義な育児休業になるかがわかり、
育休後の生活がスムーズに回る土台を作ることができますので、是非最後までお読みください。
男の育児休業 やるべきこと8選

パパの育休中にやることリスト
- 人生の羅針盤づくり
- 育休中にやりたいことリストづくり
- お金の見直し
- 家の断捨離&整理
- 時短家電&時短グッズの導入検討
- 将来に向けての勉強
- 思い出作り
やるべきこと① 人生の羅針盤を作ろう
これは、絶対に育児休業に入る前か、入りたての頃にやってほしいです。
それはなぜかというと、
人生の羅針盤を
育休のはじめに作るべき理由
- 夫婦で共通の目標が定まるので、より絆が深まり、協力し合うことができる
- これを最初に作ることで、「今やること」が明確になる
からです。
何をするかというと、
「ママと一緒に、今後の人生の軸について考え、まとめる」ということです。
これを作ることで、
- 悩んだときに自分たちが取るべき選択肢の方向性
- どんな生き方をしたいか
- 自分たちが幸せだと感じること(生きる上で大切にしたいこと)は何か
- 自分たちがやるべきでないこと
がわかります。そして、
- 幸せだと感じるもののために、今どのように行動するか
- どこにお金を使い、どこを節約するか
が見えてきます。
詳しい作り方などは、リベラルアーツ大学のブログやYoutubeを参考にしてください。
僕たちは、これを作ることによって、こんなことがわかりました。
自分たちが幸せを感じるもの、大切にしたいこと
「子どもとの時間をよりたくさん作ること」
「子どもの自己肯定感を高めること」
↓そのために
「時間単価を上げて、働く時間を少なくする」
「時短アイテムなどは積極的に取り入れるなどして、子どもとの時間や関わりを増やす」
実際、「人生の羅針盤」を作るのは、大変だし、時間もかかります。
でも、今後の人生や、どのように育児休業を過ごすかの道しるべになりますので、少し時間はかかりますが、やってよかったなと思います。
ぜひ、ご夫婦で作ってみてくださいね。
やるべきこと② 「育児休業中にやりたいことリスト」を作ろう
①で紹介した「人生の羅針盤」を作ったら、次は、その幸せのために、「育児休業中に何をするか」を考えましょう。
育児が始まると、本当に時間があっという間に過ぎ去ります。
僕は2人目の育児休業中、気が付いたら3ヶ月が経過していました。
こんなことがないように、是非、育休に入る前か、入りたての頃に作って、目に見えるところに貼ってくださいね。
具体的なやりたいことリストの内容は、このブログを参考にしていただき、ご自身のオリジナルなやりたいことを加えて、アレンジしてくださいね。
やるべきこと③ ママの産後のサポート
育児休業に入る方なら「当たり前でしょ!」と思われると思いますが、書かせてください。
「ママの産後のサポート」と一言にいうけど、実際何するか、今からお伝えします。
授乳以外すべてです。具体的には、
- 赤ちゃんの世話(授乳後のゲップ、おむつ交換、沐浴、寝かしつけ、遊ぶ)
- 料理、洗い物
- 洗濯
- 掃除
- 買い物
- 上の子がいる場合は上の子ケア
- 区役所の届け出
これは必ず行います。「いや、まわんないよ!」という声が聞こえてきそうです。
僕も、回りませんでした・・・。でも、料理や買い物は宅配サービス(コープやオイシックス)を使ったり、
掃除や洗い物は家電を使ったりして、なんとかしのぎました。
これらの時短アイテムは、子育てしていく上では不可欠だと思うので、先に導入することをおすすめします。
それに加えて、
こともできたらいいなと思います。僕はできませんでしたが、ママは産後で頭を使うのもしんどそうだったので、
パパができるならやって、「ママは授乳以外寝ている」ことが理想です。
そして、今後長く続く子育てのために、
どんな家事や世話もできるようになっておくこと
が大切です。「ママしかできない」「ママしかわからない」ことがない家庭づくりは、とても価値のあることです。
やること多すぎるので、僕はキャパオーバーでした。こちらの記事では今書いたやることに、キャパオーバー対策や優先順位を加えて、より詳しく書いています。

月齢に応じた子育ての知識をつけるのってどうしたらいいかわからないですよね。
僕は、自宅に、妊婦さん向けの情報誌『ゼクシィBaby 妊婦のための本』を無料で届けてもらっていました。
また、出産前後の会員の妊婦さんには、育児情報誌『赤ちゃんが生まれたら読む本』も送ってもらえます。
会員登録も、送料も、情報誌も、すべて無料なので、助かりました。
やるべきこと④ お金の見直しをしよう
お金関係の見直しは、時間も労力もかかるもの。
是非、育児休業中に、パパ主導でやるといいなと思います。
具体的には、
- お金についての勉強
- 固定費の見直し
- 収入を増やす取り組み
- 投資で学資の確保
- 使用するカードなどをよりお得なものに変える
です。我が家はこの見直しで支出70万円カットできました。
また、育休取得から1年間で総資産300万円増やすことができました。
どのようにお金の見直しを行ったか、こちらの記事で6ステップにわけて詳しく解説しています。
1つずつ真似することで、必ず家計改善が出来るようになっていますので、こちらの記事もご覧ください。

やるべきこと⑤ 断捨離&家の整理

復職した僕が今、「絶対にできないものNo.1!」です。
まとまった時間がないとできないので、是非育児休業中にやることをおすすめします。
子どもが増えると、物はかなり増えます。どんどん増えていきます。
なので、今のうちに収納スペースの確保をしましょう。
力仕事も多いし、収納場所や動線などは夫婦二人で考えた方がいいですよね。
パパがお休みの時にやってしまいましょう。
我が家は、捨てるところは自分たちでやりました。
不用品は、メルカリなどのフリマサイトに出品したり、ジモティーで募集して持って行ってもらったりしました。
そして、空いたスペースへの収納は、タスカジで「整理収納アドバイザー」の方を1日呼んで、一緒にやってもらいました。
1日8000円で、めちゃくちゃ効率よく、そしてきれいに収納できました。
「え、まだここ空いてるよ!」みたいなスペースがたくさんできて、驚きでした。
プロの力ってすごいですね。時短にもなって、おすすめです。
詳しくはこちらの記事で書いています。

また、整理した後は、子どもが遊びやすいよう、モンテッソーリ教育で大切とされている「環境」を整えました。
僕は育休中、モンテッソーリ教育においての「教具」を収納する教具棚をDIYで作りました。
開放的な作りになっていて、子どもがパッと見て選びやすく、出しやすく、しまいやすくなっています。
このように、子どもが自分で管理しやすい棚にすることで、子どもの自主性を育てるねらいがあります。
これにより、上の2歳の子はもちろん、下の0歳の子も下段のおもちゃを自分で選び、遊ぶようになりました。
くわしくは、こちらの記事で書いています。

やるべきこと⑥ 時短家電や時短グッズの導入検討

先ほども書きましたが、子どもがいると、全て自分でやるのは不可能に近いです。
できるとは思いますが、自分の時間を削ったり、子どもとの時間を削ったりしないと日々回りません。
そこで、「いつか導入するなら早く導入すること」をおすすめします。
例えばルンバ。1日掃除機をかける時間が5分だとして、1ヶ月で150分。
あなたなら、空いた2時間半、何をしますか?僕は子どものために使います。
1日5分でも、ちりつもですよね。
詳しくはこちらの記事でも書いています。
https://papaganbarumon.com/jitan-kaden5/導入には、比較検討の時間や労力がかかるので、まとまった時間のある育休中にやることをおすすめします。
「時短家電って正直どうなの?本当に時短になるの?」という方、僕が半年以上使って感じたメリットデメリットについてこちらの記事で書いています。

やるべきこと⑦ 将来に向けての勉強
本を読んだり、勉強ができるのも、育児休業中はやりやすいです。
僕は、お金や投資についての本を読んだり、
社会福祉士の資格取得のための勉強をしました。
ただ趣味のために時間を使うのではなく、「人生の羅針盤」を作った時に、自分が大切だと思ったもののために、
今できることの一つとして、お金の勉強や、取れば年収アップの道が開ける資格取得の勉強をしました。
勉強方法は、本だけでなく、Youtubeも活用しました。ながらで学習できるところが、育児中には素晴らしいところです!
やるべきこと⑧ 思い出作り
旅行や、お出かけも育児休業中の醍醐味ですよね!
僕が育児休業を取ったころは、新型コロナウイルスの影響で、なかなか出かけられない世の中でした。
その中でも、近場ですが、旅行等に行けて、上の子の経験を増やすことが出来たり、
義母に孫との思い出を作ることができました。
特に、義母や義祖母と孫の思い出作りは、タイムリミットがあるものですし、
みんなの予定を合わせるのが難しかったりするので、
育休中に機会を作れるといいですね。
パパの育休中に必ずやるべきことは、「人生の羅針盤」と「育休中にやりたいことリスト」を作ること
ここまで、2回の育児休業を取得した筆者がおすすめの、パパの育児休業中にやること8選をお伝えしました。
「こんなにはできないよ!」と思う方は、是非、
- 人生の羅針盤づくり
- 育休中にやりたいことリスト作り
だけでもトライしてみてください。そうすればきっと、他のこともやりたくなるはずです。
みなさんの育児休業が、みなさん自身と、みなさんの家族の幸せの土台を築く時間になるといいなと思います。
育児しながらやりたいことをやるためには、時間が必要ですよね。
僕たち夫婦は時間確保に試行錯誤した結果、1日4時間以上、自分の時間や夫婦の時間に充てることができました。
6つの時短術をこちらの記事で紹介しています。
1つでも真似することで、作業時間を増やせますので、こちらの記事もご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。